1. 中学生活

通級について

中学に入るときの就学相談で通級をどうするか?というのがありまして
その時に通級を利用した方が良いのではといわれて通級に週1利用する事になりました。
通級に入っているとそれだけで偏見とかあるかな・・と迷ったのですが
そもそも、学区内の中学校なので学区外の小学校に行っていたとはいえ
娘が支援学級にいたということは、おそらくママ友ネットワークで知られるかもなと思ったので
それなら別に通級に行ってもいいかな?と思いましたのでその時は了承しました。
就学相談の先生も「いつでも変えられる」って言っていたし・・
でも実際は「通級あり→通級なし」にするのは大変でした。

私が過去に聞いた話しだと多いのは
小学校は少しだけ支援学級に在籍したが、中学で通常学級にした場合は
だいたいが途中で支援学級に戻ってくるよという話でした。
実際にそうだと思います。
小学校の支援学級にいたのが情緒面である場合、自頭は悪くないので
普通に勉強できていた子でも中学では学習が困難になることはあります。
特に、公立の中学は、まんべんなく勉強ができることが課せられるため
偏りある子の場合は、なかなかしんどくなるのかな・・と思うからです。
また、過去に支援学級に在籍していた事は、クラス担任もわかっているわけだから
何かあるとすぐに「支援学級の方がXXちゃんも安心なのでは?」と
言いやすいのかなと思いました。

1年生の時の通級の先生は、こちらの希望を聞いて指導してくれたのと
娘も「優しくて良い先生」と言っていたので、見守っていましたが
1年後半で産休に入り代わりに入ってきた先生が
指導中にいきなり写真を撮ってきたり、頼んでもいない指導を開始し
それについて、希望を伝えても受け入れる気配がなくて
「私はXXちゃんをクラスのリーダーにしたいと思っているんです」
と、とんちんかんな事を言い出したりして意味わからず
何度か会話して意味ないと思い通級をやめました。

最後の面談の時は、クラス担任+通級先生+娘+私+旦那で面談し
結果的にこの時は「お休み」にしようとなりました。
やめるには、校内会議が必要で校長判断が必要という言い方で
要するに支援判定あった子が支援不要と判断するのは
かなり難しいみたいで、やんわりと「お休み」を提案されてそうなりました。

その後、2年生になると男の先生が入ってきました。
こちらの先生は良さそうな先生ではあるものの、小学校時代に男の担任に
かなりトラウマがあるので断固拒否しました。
そもそも通級にいってやることが「挨拶」とかそういうレベルのものなので
ほぼほぼ意味ないなと思ったからです。授業出ない方が遅れるな・・と
その時は思って通級も結果的に時間かかりましたが終了手続きをお願いしました。

担任の先生が通級をやめさせたくなさそうにしていました。
多分、担任の先生は娘を支援学級に行かせたかったんだろうなと思います。
担任の先生は、ベテランの学年主任の女の先生でしたが
裏表のありそうな先生で私は信用できませんでした。
私の前では良い人風ですが、たぶん娘の前では違うんだろうなと思いました。
私と面談した時に、友達との会話に私が間に入るわよーそうしたら
XXちゃんも会話に入りやすくなるでしょ?と言っていたのに
あとから娘に確認すると「一度も声かけられたことない」と言っていたので
まぁ・・あの先生も主任になるくらいだから、私の前だけ良いこといって
実際は娘に何もしないんだろうなと思っていました。

先生の声が小さくて聞こえないというのもあり
個人面談はその後は全部旦那に行ってもらっていました。
(電話応対や手紙は全部私)
旦那には言いにくいのか三者面談でも
通常学級→支援学級への話しは一度も出ずに卒業できました。

成績は下の下(下から数えた方が早い)ですが生活態度は悪くなく
おとなしい性格をしているため、旦那相手の面談では、支援学級へと勧めにくかったのかなと今では思います。
旦那は担任の先生のことを良い先生と思っていたようでした。

卒業式の時に、お世話になった担任の先生の所に挨拶に行こうと
娘と旦那と私の3人で先生の所にいったら嫌な顔をされましたので
「あーやっぱりね」と私は確信を得ました。
担任の先生の裏表ある態度は、やっぱりねと、娘の反応からもやっぱりかと思いました。
娘はその担任の先生を一度も「やさしい」とか何かしてくれたというのを
聞いたことがないので、おそらくこの先生はずっと娘を放置していたんだろうなと思います。

幸いなことにクラスの子達が思ったほど意地悪ではなかったので
それに救われた感じでしょうか。
修学旅行では楽しめたようですし、ただグループ分けの時に率先して動かないと
苦手な子たちの中に入ると一切会話できなくしんどい思いをするというのは
この中学時代で学んだようです。グループ決めの時は積極的に動かないとということですね。
なので中学3年生では、即動いたので修学旅行は話せる子達と同じ班になれて
楽しそうにしている様子が写真でも確認できました。

娘にとっての中学時代の思い出は、就学旅行のことのようです。
いろいろ娘なりに失敗もしていると思うのですが、発見や学びも多かったと思います。
この中学3年間を乗り切れるかどうかは非常に私も気をもんでいました。
娘の鈍感力に救われたなと思ったのです。
それでも無理はたくさんしていたなと思います。

通級でも良い通級はあるのかもしれませんが
療育施設のベテラン先生をたくさん見てきた私にとって
資格も何もない先生では、物足りなく感じましたので
必ずしも必要なものではないなと思いました。
それでも通級判定ありの子を「なし」にはなかなかしてくれないのは
何とも面倒臭いなぁと感じたのでした。
再びなしからありにするのは難しいようなことを言っていましたが
要するに先生も手間がかかって面倒なのかなとも思いました。

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